機械(ドリップメーカー)で淹れても、手で淹れても、
ドリップコーヒーです。
まずは、
ドリップコーヒーとは何ぞや?のお話です。
・・・インターネットで検索してください。(面倒になったので投げたw)
こういうコーヒー屋、アカンですねw
簡単にいうところ、
ドリップコーヒーとは、挽いたコーヒー豆の粉の上からお湯(または水とかの液体)を注いで抽出すること
で、その方法や器具はいろいろあります。
今回は、ドリップコーヒーといいましても、
古いコーヒー豆をハンドドリップ抽出で膨らませる方法についてお話します。
古いコーヒー豆を膨らませたい人、居ませんか?
ハンドドリップ抽出中のコーヒー豆の写真
まず、「古いコーヒー豆」といいましても、
これまたひとくくりにするのは大雑把すぎるような気がします。
”古い豆”とは、、、?
古いにもいろんな経過時間がありますし、
それには生の状態で時間が経ったのか、焙煎した状態で時間が経ったのか、
豆の状態で保管されていたのか粉の状態なのか・・・
保管場所や保存状態はどういう状況だったのか・・・
などなど状況によって古くなる経過内容が異なりますので、
実際のところは「古いコーヒー豆」ではよく分かりません。
ここだけの話ですが、
生豆を長期保存したオールドクロップと言われる寝かせたコーヒー豆の中にも
劣悪な環境で保管をされているものもあると聞いたことがありますし、
コーヒー屋によっては大量にコーヒー豆を焙煎して
冷凍庫にストックしておく方法をとっている店もあります。
あ、コーヒー屋といいましても、これまたひとくくりにすると誤解を招きますね。
ワタクシがいうコーヒー屋は、ワタクシのような吹けば飛ぶような小さなコーヒー屋から
世界をまたにかけるデカい企業までありますよ。
気を取り直してw
今回、ワタクシが指している「古いコーヒー豆」ですが、
今回使用したコーヒー豆である「当店で焙煎して粉の状態で3カ月ほど瓶で店内で常温保管した中煎りのコーヒー豆。一般的にはシティーでしょうか。」を指します。
時間経過した焙煎コーヒー豆を使ってハンドドリップで膨らませたいというのであれば、
鮮度の良い焙煎豆よりも二倍三倍も、もっとかもしれませんが、、w
それくらい丁寧に優しくゆっくり抽出作業をするのがコツです。
古いコーヒー豆でハンドドリップ中の写真
上の写真は古いコーヒー豆を使用したものですが、
「わたしと同じ膨らみ方だ!」という方、お見えですかね?
・・・この程度の膨らみしかしない焙煎コーヒー豆は、
焙煎日から時間がかなり経っています。
もう、お気づきだと思いますが、
焙煎コーヒー豆の抽出時の膨らみは、鮮度の目安になります。
焙煎してから時間が経った挽いたコーヒー豆のハンドドリップ作業は、
蒸らす時はいつも以上にゆっくり優しくお湯を落とせば、少しは膨らみます。
その膨らみの頂点を見逃さず、
抽出作業も本当にゆっくり優しくお湯を落としていくと、
よく言われる「ドテ」とやらが出来き始めます。
最後まで、とにかくゆっくり優しくお湯を落とすことがコツです。
これも回数をこなせば出来ます。あきらめないことですw
そして、時間が経ったコーヒー豆でも、コーヒー液をしっかり落とすこと。
言うなれば、
膨らまないからダメじゃなく、膨らませるのです。
ただし、古くなったコーヒー豆の味に関しましては、
鮮度良い焙煎豆と比べたら落ちますし、
これができるのは保存状態次第ですが、
焙煎してから6カ月くらいまでかな?と思っています。
ワタクシからしますと、
古いコーヒー豆を膨らませるなんて神経使う抽出作業なので
・・・そうなる前に早く飲みきれよ!
と言いたくなります(笑)
だから、保存に関して聞かれるたびにワタクシは言います。
「保存方法についてあーでもないこーでもない、、、
どうしたら良いだろう?と悩んでしまう事よりも、
美味しい期間内に飲みきるのが一番ですよ。」
と。
ね。
(最後はそれかよっ!)
最後の最後に。
どうしてコーヒー豆が膨らまないのか?ですが、
ハンドドリップでコーヒー豆が膨らまない理由としまして、
一番は、焙煎日から日にちが経ちすぎているということです。
だから、
買ったばかりなのに膨らまない!は、
あなたのせいではありません。
落ち込む必要はありませんよ。
鮮度の良いコーヒー豆に替えれば解決します。
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