こんにちは!
岐阜県のコーヒー屋「Western」のニシブです。
東西南北の西部です。はい。。
毎年のようにコーヒー豆が値上がりしています(大泣きです)
そして、毎年のように面白いコーヒー豆が入港しています。
・・・残念ですが、当店のような弱小コーヒー屋は少量しか手に入りません。
コーヒー豆のバイヤーさん、または個人でコーヒー豆の貿易をされている人が増えまして
ここ数年のうちに日本に入ってくるコーヒー豆の種類は増えてきているんじゃないかな?
と思っていますが、どうでしょうか?
そんな中、わたくしたち豆屋が気を付けなければならないのは、
本当にスペシャルなのかどうか?美味しいかどうか?なのです。
当店には、ピーベリーが3種類ほどあります。
実は、すすんで販売はしていない商品の一つですw
と言いますのも、
ピーベリーが入庫した当初はフラットビーンズのほうが断然美味しくて、
(フラットビーンズのほうが出来が良かったのか、ピーベリーがもともとこういう味なのかどうかは分かりませんが)
当店が取り扱っているフラットビーンズと比較すると、
ピーベリーはコーヒーとして味わうほどの旨味がありませんでした。
正直「失敗した」と思いましたw
それから時間をかけて何度も試飲をしておりますが、
どうにもピーベリーには旨味が出てこないので
思い切ってアイスコーヒー用に焙煎してみたところ、
これが思いのほか、スッキリした飲み口と次に来るふわっとした旨味で、
以外に美味しくて(笑)ゴクゴクと飲んでしまいます。
スタッフ絶賛ですね。
なので、今年の夏はお店で出しているアイスコーヒーはピーベリーでした。
通常の深煎りのホットコーヒーとしては今一つ足りない感じがあるのに、
アイスコーヒーではピンポイントで抜群バランスと旨味を発揮します。
そして、本当に時間をかけてあげると
深煎りのホットコーヒーとして苦味と旨味がちょうど良いバランスとなります。
巷では、これをエイジングと言いますね。
とにかく、・・・ピーベリーは不思議なコーヒー豆で扱いが難しいと思いました。
さてさて、
ピーベリーがどうのこうのというおはなしではなく、
フラットビーンズの中にもこういった雰囲気のコーヒー豆があるので、
アイスコーヒーに向いているコーヒー豆、そうでないコーヒー豆があり、
深煎りに向いているコーヒー豆、浅煎りに向いているコーヒー豆、
なんやかんやと、向き不向きってあるんじゃないかな~?って思うのです。
確証は無いので、わたくしの個人的意見にはなりますが、、、ね。
ということで、
コーヒー豆によっては向き不向きがあると思いますので、
コーヒー豆はご自身の飲み方によって選んでいただくと
より美味しいコーヒーライフになると思っています。
こういう選び方は、コーヒー好きの二枚目の扉を開けていますね(笑)
こちらからしてみれば「ようこそ!」ですw
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