皆さま、こんにちは!
岐阜県のPre-washedコーヒー豆自家焙煎店「coffee shop Western」の
ニシブです。
東西南北のニシブですw
早速ですが、
インスタグラム/Facebook/LINE公式アカウントにて、
それぞれお知らせ配信をいたしました。
NEW 「カフェインレスコーヒー豆」が入荷しました!
これまでもカフェインレスコーヒーは取り扱ってはおりましたが、
通年販売していた商品(コスタリカカフェインレスコーヒー)が完売し、
本品が入手困難で次回入荷未定となってしまいましたので、
新たなカフェインレスを迎えることになりました。
コスタリカ産ではありませんが、、
カフェインレスコーヒー豆の新商品が入荷です!
当店取り扱いのカフェインレスコーヒー豆
ちなみに、
これまでずっと定番で置いていましたコスタリカ産カフェインレスの内内のお話ですが、
豆屋さんに問い合わせしましたら、
「今、コスタリカのコーヒー情勢が思わしくなくて、入荷が未定になってしまいました」
がちょーーんです(古っ!)
日本国内の生豆屋さんは数あるけれど、
あ~たとこのコーヒー豆のクオリティーが安定していて信頼できるんっスよ~・・・
何とかならないもんですかね~、、ちょっとでもいいんっスよ~。。
と、すがってみましたが「無いものは無いです」というお返事。
やっぱりね。。。
ということで、
コスタリカ産カフェインレスコーヒーはしばらく入荷未定となりますこと、
ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。
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さてさて、
カフェインレスコーヒーも少しずつ日本で定着して知られるようになってまいりましたね。
ただ単にカフェインレスコーヒーといいましても、
なんだか沢山出回っています。
なので、なんだか取っ付きにくいコーヒーのような印象です。
カフェインレスコーヒーに対して、
美味しいの?香りはどうなの?何が入ってるの?
という疑問の中での一番は、
カフェインレスコーヒーって一体ナニモノなんですか!?
でしょうかね~。
最初に申しますが、
当店で取り扱っているカフェインレスコーヒーに限りましては、
100%アラビカ種のコーヒー豆ですのでご安心くださいませ。
コーヒーの代表栄養成分ともいえるカフェインですが、
このカフェインを人工的に抜いてしまったコーヒー豆を
カフェインレスコーヒー豆といいまして、
カフェインは99.9%除去したものばかりです。
(なので、含有量としては0.1%以下です)
で、ここで出てくる疑問
「カフェインってどうやって取っとんねん!」
ですよね。
難しい話になってしまうのですが、、、
一応、ワタクシもコーヒー屋の端くれなので書きますね。
カフェインレスコーヒーになるカフェインを除去する方法としましては、
意外や意外、たくさんあるんですよ~。
ポッと出てフッと消えた除去方法も数ありますので、
これまでアレコレと試行錯誤されているのでしょうね。
有り難いことです。
\あざーーっす!/ (ふざけていませんよ、真面目です)
今現在、よく見かけるカフェインレスコーヒーの
カフェイン除去方法は、
「スイスウォータープロセス」
「マウンテンウォータープロセス」
「二酸化炭素抽出法 Co2プロセス」
ですかね。
賞味。
ワタクシ自身がそのプロセスを自分の目で確かめたことがないので、
ハッキリしたことは言えなくて
歯がゆいところではあるのですが、
(日本に入ってきたらすぐに仕入れますが)
これまで取り扱っていたコスタリカ産カフェインレスコーヒーに関しましては、
真水をしようした「スイスウォータープロセス」採用のカフェインレスコーヒーです。
このスイスウォータープロセスというカフェイン除去方法は、
→生コーヒー豆を水に漬け込み「Green Coffee Extract」と呼ばれる
生コーヒー豆エキスの水を作ります。
この水は、カフェインを除いた可溶性コーヒー成分で過飽和された水です。
カフェインは水に溶けにくい成分で、
アミノ酸、少糖類、クロロゲン酸類などのコーヒーの風味のもととなる成分は水に溶けやすいんですよね~・・・
→「Green Coffee Extract」にコーヒーの生豆を漬け込みます。
そうすると、成分の平衡状態を求めてコーヒー豆の中のカフェインが
「Green Coffee Extract」のほうへと移動をはじめます。
→こうして「Green Coffee Extract」のほうがカフェインを含有するようになります。
しかし、これは束の間のことで、
この「Green Coffee Extract」の中にカフェイン分子を捕らえるカーボンフィルターが
あり、これをカフェインが通過することにより、
「Green Coffee Extract」はカフェインを除いた元の状態に戻ります
→これを繰り返します。
このサイクルが約10時間続けられ、この間は、時間や温度・エキスの流れを随時チェックし
カフェインレスコーヒーとなります。
最後に乾燥させれば、カフェインレスコーヒー生豆が出来上がります!
というのが、
当店のコスタリカ産カフェインレスコーヒーのカフェイン除去の工程です。
でらメンドクサイですねww
カフェインレスコーヒーは、
ふつうのコーヒー生豆とは違い作業工程や作業時間が増えますが、
手間をかけることによって、カフェインの無い(完全ではありませんが)コーヒーでも
コーヒーの風味を活かしたカフェインレスコーヒーになるんですね~。
価格が高くなるのは納得ですね。
今回、当店ではこのスイスウォータープロセス以外にもう一つ。
マウンテンウォータープロセスのカフェインレスコーヒーを仕入れました!
マウンテンウォータープロセスとは、
→準備として、生のコーヒー豆を温度や圧力が管理された水槽(タンク)の中で
約1時間くらい水に浸けて拡張軟化させます。
→生のコーヒー豆は、カフェイン以外のコーヒー成分が飽和状態になっている特別な水溶液で、加圧加熱されながら攪拌されます。
この段階で生のコーヒー豆からは、カフェインのみが除去されます。
→カフェイン除去された生のコーヒー豆は、
乾燥機へ送られ約14時間温風によって乾燥されます。
→最後に機械によって生豆の表面が磨かれて
カフェイン除去されたコーヒー豆が出来上がります。
このマウンテンウォータープロセスがスイスウォーターと異なる点は、
カフェイン除去時に特別な水槽(タンク)で加圧加熱されることです。
これをすることによって、コーヒー豆の風味が失われにくく、
スイスウォータープロセスのように繰り返し水溶液を通す必要がなくなります。
マウンテンウォータープロセスは、近年見かけるようになってきたプロセスなので
素材を活かしつつコストを抑えるプロセスを考案したということでしょうか?
素晴らしい!!
と、まぁ、、、
科学ですねww
(いうてるワタクシも、あまり理解していませんw)
頭の中がこんがらがっていると思いますが、
もう一つ行きましょうか!
「二酸化炭素抽出法」です。
(また科学科よ!)
これは、低温高圧環境で二酸化炭素を液体にして、
この液体を使って生のコーヒー豆の細胞からカフェインを抽出します。
コーヒーの味わいの素は豆に残ったままなので美味しさに影響が少ないようです。
このカフェイン抽出に使用された液体はカフェインを取り除き再利用が可能なので、
繰り返しカフェイン抽出ができるらしいです。
あとは、知らなくても良いですが、ケミカルプロセスがあります。
いわゆる化学薬品を使用したカフェイン除去プロセスですね。
これは日本では見かけないので知らなくてもよいのですが、
こういうケミカル系のカフェインレスコーヒーを見かけたら手は出さないように!
という当店からの警告です。
発がん性やら環境問題やらなんやらで、このプロセスのカフェインレスコーヒー豆は
輸入禁止されていますのでね。。。
今回も、頭の中がチンプンカンプンでどうしようもないですね。
でもね、たかがコーヒーです。
美味しくいただきましょう!
それでいいじゃないですか♪
だけど、
カフェインがレスってんでしょ~~~~!?
味とか香りとか、大丈夫なの?
「コーヒーの味するよね?」
ってご不安に思われる方もお見えかと思います。
当店のカフェインレスコーヒー豆に関しまして申しますと、
やっぱりカフェインレスコーヒーの香りは若干します。
それは、浅い焙煎ほど増しますね。
なので、
当店では、中深煎り~の深めの焙煎をおススメしております。
カフェインレスコーヒーに関しまして、ご質問やお尋ね事等がございましたら
お気軽にお問合せください!
また、カフェインレスコーヒー豆も
皆さまお一人お一人のご希望にできる限り添えるよう努めておりますので、
お気軽にお問合せくださいませ!
皆さまのコーヒーライフをもう一段上の美味しいコーヒーライフをお届けします!
今日も長々と書かせていただきましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も美味しい楽しい幸せのコーヒーをお召し上がりください!
当店は、コーヒー豆焙煎が専門なので、
焙煎加減はお客様のご希望に応じて煎り上げております。
また、コーヒー豆の鮮度も重視しておりますので、コーヒー豆ご注文の場合は、
お渡し日当日または発送日当日に1ご注文ごとに焙煎しておりますので
注文焙煎/受注焙煎となります★
皆さまお一人お一人のご要望にお応えしご希望に近づけるよう努めております。
coffee shop Westernは、コーヒーの自由設計ができる自家焙煎コーヒー屋です!
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