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  • 執筆者の写真Western coffee shop

コーヒー豆の種類を一つずつ知ってほしいと思う話、スペシャルティーコーヒー「パカマラ種」の巻

更新日:2022年6月15日


岐阜県のコーヒー屋のニシブです。


東西南北のニシブですw

(怪しいですか?怪しいですね。・・・怪しいんです)


さて、

当店の強みは何ぞや?

と、フッとコーヒー屋に思いをはせてみました(笑)

当店の思いとしまして、

コーヒーが好きな皆さまにもっとコーヒーを楽しんでいただきたいこと

コーヒーにご興味のある皆さまにコーヒーを好きになっていただきたいこと、、

コーヒーをもっと身近な飲み物としてコーヒーライフを送っていただきたいこと、、

などなど、、

とにかく、コーヒーを嫌いにならないでほしいんです。。

最後は、もう、これです。。。。www


ということで、

コーヒーとかコーヒー豆とかゆうても、

ザックリすぎて分かりませんよね。


今、ちょうど面白いコーヒー豆がありますので、

せっかくなので「コーヒー豆の種類」を皆さまにご紹介しつつ

少しずつ知っていただこうという計画のもと、

今回はこれを紹介します。


<パカマラ種>

アルパカみたいな名前ですよね~


パカマラっていうコーヒーの話をしてみます

これがアルパカ・・・もとい、パカマラですって言われても

淹れたコーヒーじゃ分からんわ!・・・その通りです。

(映え狙いの写真をと、背伸びして小洒落たかったのでwついつい)


パカマラ種は、今ではいろんな国で栽培されています。

今回は、ニカラグア産をご用意しました。


ニカラグア産のコーヒーの特徴はあちこちでいろいろ言いたい放題で情報が多すぎますが、

ワタクシ個人的には、

ニカラグア産には華やいだ香りでサラッとしたタイプのものが多いと思っています。

ドッシリ感のコーヒーはあまり見かけないですし、

よく”パンチのある”とか表現のコーヒーがありますが、

ニカラグア産はその逆のものが多いです。

言い換えれば、仕上がりは上品のものが多いです。

(これまでの経験上でモノ申しております。)


というのが、

ワタクシのこれまで飲んできたニカラグア産コーヒーの印象です。

なんて、書いておりますが、

味の表現は言葉にすると難しいもので伝わっているのかどうか不安です。



さてさて、

次にパカマラ種というコーヒー豆について小話です。


パカマラ種は人工交配で作られたコーヒー豆で、

パーカス(パカス)というブルボン種突然変異種のコーヒー豆と

マラコジッペ(マラコジペ)というティピカ種突然変異種のコーヒー豆を掛け合わせて

作られました。

それが、パカマラ種。


パーカス(パカス)は、エルサルバドル生まれ。

マラコジッペ(マラコジペ)は、ブラジル生まれ。

パーカスとマラコジッペがエルサルバドルで出会い、パカマラが生まれました。

とさ。

ちゃんちゃん。

※厳密にいうと、パカマラは人工交配種なので、ある意味お見合いですね。ぷぷっ


ほほ~~~。

ですね。

気になりますよね。


上記の話は頭の片隅にでも置いてください。

コーヒー豆選びの参考ポイントにもなります。


これまでの話で、

ピン!とニカラグア産パカマラ種の味や香りのイメージがなんとなくでも出来る方、

良質コーヒーを楽しんでいますね~

けっこうカフェイン摂取していますね~。


でもね、当店はここで留まらないんですよ。


当店がご用意しているのは、

ニカラグア産パカマラ種の~~

ウォッシュト精製とナチュラル精製の二種類です。


下の画像が、ウォッシュトとナチュラルの生豆です。

左:ナチュラル/右:ウォッシュト


見た目の違いが分かりますか?

香りも違うのですが、お届け出来ないのが残念。


ちなみに、横からもお見せしますね。

下の画像が、ガラスカップの横から撮影しました。

左:ナチュラル/右:ウォッシュト


粒が揃っていることがお分かりですか?

そして、欠点豆が無いことがお分かりですか?

それだけ農園で手間をかけて仕上げているってことです。

これだけのハイクオリティーになると、ワタクシはラクです。

なぜなら、悪い豆と良い豆を選別する(これをソーティング、または掃除と言います)作業をしなくて良いのですから。



生豆だと見分けが付きますが、焙煎してしまうと見た目は一緒です。※同じ煎り加減の場合です

唯一、焙煎豆の豆の状態で分かるのは「香りの違い」です。

ナチュラルにはナチュラル特有の香りがあります。


これをコーヒーで淹れて飲むと、

ナチュラルとウォッシュトの違いが分かります。

ご自身が、どちらが好みなのかも分かります。


パカマラ種というコーヒー豆は、

パーカス(パカス)とマラコジッペ(マラコジペ)という

二つの品種を人工交配してつくられたコーヒー豆です。


マラコジッペ(マラコジペ)という品種は、

粒がスクリーン19以上らしく、19は驚異のデカさです。

実際のマラコジッペを観たこと飲んだことが無いので、

本当のところは未だ確認していませんが、

パカマラ種自体が大きな粒なので、サイズはマラコジッペ譲りなんでしょうね。



と、今回はパカマラ種(ニカラグア産)のお話をいたしました。


なぜ、パカマラ種?

ですが、、、

ワタクシ個人的に皆さまにお伝えしたい品種なので仕入れました。

コーヒーが好きならば、スペシャルティーコーヒーを飲むことをオススメしますし、

コーヒーが好きならば、いろんな品種を味わうべきだと考えています。

その中で今回たまたま良質なパカマラ種が入ってきたものですから、

やはりオススメしないといけないでしょう~


そして、単一品種ほどコーヒー豆そのものが解りやすいものはないですからね。

コーヒー談義をするならば、この品種抜きは無いですから。


まあ、、コーヒーについて、

パカマラ種に限ってではないですが、

どんな味?どんな香り?何が違う?どう違う?

・・・これを知るには、あなたご自身で飲んで感じるしかないです。

他人の言葉は鵜呑みにしても仕方ありません。


の言葉を当てにしても、それは人の感じ方であってあなた自身のものではありませんから、

人がこうだと言っても自分自身はこんなふうに感じたとするならば、それが正解です。

人と違うことを恥ずかしいと思う人がお見えですが、それこそ間違っています。

コーヒーの世界には、まだ正解はありません。

ですから、ワタクシの話が正しいとは思わないでくださいね~w


ニカラグア産パカマラ種について、ちょいと最後に。。

ワタクシ自身が感じたことを書きますね。

 サンプル焙煎では、普通よりも気持ち遅らせて煎り上げてみましたが、

それでもナチュラルはナチュラル感を残してくれました。

ウォッシュトは安定しています。

 飲んだ感想としましては、コーヒーよりもお紅茶寄りで洗練された味わいになりました。

素敵な友人たちと少し背伸びしたスイーツを頬張りながら素敵な時間を過ごすと、このコーヒーをチョイスした価値はぐんっと上がるような気がします。

また、おひとり様で読書なんぞをしながらゆっくりとこのコーヒーをたしなんでいただくと、このコーヒーの良さを感じていただけるかな~?

なんて、想像しました。

とにかく、本品は上品ですね。

(人工交配して頑張ったかいがある!素晴らしい!!)



今回も、最終的な結論「己で知れ」になってしまいましたが(笑)

今現時点ではワタクシが申している事はチンプンカンプンかもしれませんが、

だんだん理解していただけると信じています。


さぁ、素敵な楽しいコーヒーライフを今日からいかがですか?

遅くはないですよ~


--------

本品はご注文を承ってから焙煎しております。

生豆でも販売いたします。

生豆も焙煎豆も「生豆の状態250ℊ¥1400-(税込)」で販売しております。

同豆の増量は125g単位/¥700-で可能です。

煎り加減ですが、どんな焙煎でも「生豆の状態で250g¥1400-」ですので、

ご希望がありましたらご注文時にお申し付けください。

エスプレッソ用以外の挽いた粉の状態でお渡し可能です。


詳しくは、当店までお気軽にお問い合わせください!






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